ご挨拶

長らく御無沙汰いたしました。

皆様おかわりなくお過しでいらっしゃいますか。お伺い申し上げます。

来る九月十一日(日)、京都先斗町歌舞練場にて各流合同「京の会」が催されます。

生演奏の無いテープの会ですが、そこで「八島」を舞う予定にしております。

年齢的にはいささか荷が重いのですが、これは亡き師雄輝夫が一年かけて私を絞り上げて下さった演目なので、最後に今一度舞っておきたいと思い立った次第でございます。

同じ会に、私の弟子、奈尾も「茶音頭」で出演いたします。今度は私が絞りに絞りました。歴史は繰返すようでございます。

どうぞ皆様、コロナにめげずお誘い合せの上、お出かけくださいます様お願い申し上げます。

                               吉 村 輝 尾

上方舞(地唄舞)とは

地唄舞は、江戸中期上方で生まれました。当時は燭台にろうそくを灯して、座敷で 行われたといわれています。地唄とは地の唄、つまり関西を意味します。 いわゆる、座敷舞なので表現はあくまで内へ内へと凝縮してゆく形を取ります。